世界観

技術の違いによる資本の種類、消費財の種類、消費需要の栄枯盛衰、を盛り込んだ、遺伝的アルゴリズムを記述する

消費財は、異なる消費財生産企業が作ったものであれば、同じような商品であっても異なるものとして扱うことにする

家計と労働者の数は同じで一定

家計は前期の賃金と同額を今期消費する

銀行が無い閉鎖経済。貨幣に該当するモノは現金だけ。そしてマイナスの残高を導入する。

政府の支出も、家計の消費と同じルールを適用する

技術に左右されるパラメータの値の推移は外生的に与える

家計 消費財生産企業 政府受注企業 政府
消費 -C ‘+C
投資 ‘+Ic, -Ic ‘+Ig, -Ig
政府支出 ‘+Cg -Cg
所得税 -T ‘+T
賃金 ‘+W -Wc -Wh -Wg
現金 -ΔHh -ΔHc -ΔHg +ΔH

文字設定

$C_{ij}$:$i$番目の家計が$j$番目の消費財に支出する金額。$j$番目の消費財は必要性$k$を満たすためのもの

$C_i=\sum_j C_{ij}$:$i$番目の家計の名目消費支出

$c_{ij}$:$i$番目の家計の$j$番目の消費財の購入量。$j$番目の消費財は必要性$k$を満たすためのもの

$K_j$:$j$番目の消費財を生産するのに使う資本の評価額

$k_j$:$j$番目の消費財を生産するのに使う資本の量

$\chi_{1j}$:$j$番目の消費財を生産するために使う資本の生産性

$\chi_{2j}$:$j$番目の消費財を生産するために使う資本の、単位量当たりに必要な労働者数

$d_{j_1} = \sum_j \sum_i c_{ij} \delta(j-j_1)$:$j_1$番目の消費財の実質需要